各神社でいただいた案内には、
真名井神社の御祭神は、
「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・天津彦根命(あまつひこねのみこと)」
神魂神社の主祭神は、
「伊弉冊大神(いざなみのおおかみ)」
とあります。
そういえば、真名井神社の宮司さんに「このあとはどちらへ?」とたずねられた時に「神魂神社へ伺おうと思ってます」と言ったら、
「それはよろしかったですね。こちらと神魂神社さんは夫婦神さんですから。」みたいなことをおっしゃってたのでした。
ということは、「八重垣神社」は、もしかして・・・と訪ねてみたら、
御祭神は、
伊弉諾尊から生み出されたとされる「素盞嗚尊(すさのをのみこと)」とその御妃「稲田姫命(いなだひめ)」とのこと。
縁あって、この親子の神様をお参りしてまわる日だったようです(^^)
さて、八重垣神社には、本殿奥に「佐久佐女の森」という森があります。
稲田姫が八岐大蛇の難を避けるために居た場所らしいですが、
その折に飲料水をとったり、姿をうつされていた「鏡の池」という池があり、
紙片に硬貨をのせて池に浮かべ、その沈み具合をみて縁を占うとか。
私が訪ねている間も、平日にもかかわらず、女性ペアやカップルさん、女性数人連れの方々が社務所でいただいた紙片を持って池にのぞまれてました。
また、宝物館には重要文化財の指定を受けている壁画が展示されています。
御祭神のお二方やスサノオの姉神の天照大神さまの絵などが描かれていて、
なんとも不思議な感覚になる空間に身を置かせていただきました。
おしまいに、
神社の鳥居のそばにある社風囲み付きカーブミラーに
「ここまで徹底?」と微笑ましかったので、カシャ!
こうして、充実した松江での時間を終えたのでした(^^)